皆さん、こんにちは!アイシンフォレストの佐藤です!
今回のテーマは安全について書こうと思ってるんですが、このテーマは本当に難しい問題ですね。人の個性がさまざまあるように、安全についての考え方(捉え方)もさまざまだと考えられます。その人の経験値や技術力でも状況が変わってくると思うので、一概にこうやれば事故は無くせる、というものでもありません。
なので、私が普段気をつけていること、意識していることを書こうと思います。
私が大切にしていることは、「よく観察する事」です。そして観察した結果から「未来を想像する事」。これを、こうしたらどうなるか。イメージすることですね。
難しい木の伐採など、条件が悪くなればなるほど、人は慎重になります。ですが簡単な作業、例えば細い木の枝払いとかだとよく考えずに勢いでやってしまったりするんですよね。そんな時に限ってチェンソーのバーを挟まれたりする。それは「たまたま」やり方が悪かったのではない、注意が散漫になり、観察力が落ちていた(欠如していた)から。そんな時、私は一度手を止めて、一回深呼吸します。気持ちをリセットしてから自分の「失敗」を観察し、なぜそうなったのか考えます。見落とした部分があったのか、疲れてきてイライラしてたのか、それとも別な要因だったのか。反省して対応するようにしています。
そのようにしていても、やはりミスはありますし、ヒヤリとした経験もあります。それは作業が押して急いでいたりする時によくあります。なので「焦らない」。これも私が大切にしてることです。仕事である以上、常に全力で取り組むべきだし、期限は守らないといけない。そのためになるべく焦る状況にならないようにする。しかし、ひとりの力には限界があるし、自然を相手に思い通りにいくわけがない。どんなに急いでも焦りは事故につながる。焦ってるな、と感じた時も深呼吸をいれるようにしています。
よく考えるために人より時間がかかる事もありますが、事故が起きればそれより何倍もの時間と労力がかかります。今は遅くても、技術を研鑽していけば作業スピードは早くなっていきます。山(仕事場)では死なない、無事故で家族の元に帰る。その想いを一人ひとりが持つことが始まりではないでしょうか。
文章だけの難しい話ばかりでしたが、事故が1件でも減るように願います!ではまた!
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